暮らすがえジャーナル

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私の「好き」を詰め込んだ、ワンルーム。そして、引っ越し。

こんにちは暮らすがえジャーナルです。

今回は、一人暮らしから、結婚して新しい新居に引っ越したヘイアンメンバーのお話。
誰かと一緒に新しい暮らしを作っていくとき、そこにどんな変化があるのかを追いかけました。

Sさん

平安伸銅工業の社員。コロナをきっかけに一人暮らしを始める。取材当時、結婚が決まり引っ越す直前。※2023年冬取材

――かわいらしいおうちですね!

コロナ禍真っただ中の頃、在宅勤務が増えたのをきっかけに、集中して仕事ができる空間が欲しいなと、実家を出て一人暮らしをはじめました。
この物件は、ワンルームでロフト付き、そこまで大きな部屋ではありません。
でも、一人暮らしをするからにはインテリアは自分の好きにしたい!とこだわって家具を揃えました。

――かわいらしい小物がいっぱいでわくわくします。

昔から雑貨を集めるのが好きなんですよね。人形や、食器、作家さんが作った花瓶も、可愛いなと思ったらついつい集めて飾ってしまいます。

――インテリアのこだわりはありますか?

自分が好きな雑貨が映えるように、家具は白や明るい色を基調にしていることですね。差し色は一番好きな赤色で統一しています。

――確かに、所々で使っているDRAW A LINE(ドローアライン)も全部白色ですね。

やっぱり白色の方がお部屋が広く見えるし、小物が映えるので。
DRAW A LINEは狭い場所でも収納を増せるし、雑貨も飾れるので気に入っています。

――どこを見てもSさんのこだわりが詰まっていますね。ロフト部分は寝室ですか?

そうです、ベッドを置いて、あとは好きなアーティストや漫画のグッズを集めたスペースにしています。
いわゆる推し活、私にとっては「神棚」ですね(笑)

大好きなものがぎゅっと詰まった空間です。

――’神棚’ですか、見ているだけでテンションが上がりそう、すてきですね!

ロフトのベッド横に設置された棚の中にはSさんの趣味のアイテムが詰まっている

――この家はもうすぐ引っ越しされるんですよね。

そうなんです、結婚が決まっていて、夫が住んでいる一軒家に引っ越すことになりました。

少しずつ引っ越しの準備をしているところです。
何度か家には行っているのですが、「THE・男の一人暮らし」みたいな家だったので、どんなインテリアにしようかなと色々考えているところです。

でも、正直ちょっと不安もあるんですよね。

――どんなことが不安なんですか?

この家は私の好きなように家具を選んで配置していて、雑貨も私の好きなものを並べて飾っています。

私、インテリアに関しては「こうしたい!」というこだわりが結構強いんです。
そうじゃないと暮らしていて心がざわざわするというか。

新しい家も、自分が住んでて心地いいと思えるお気に入りの空間にできるのかなって。
もちろん、元々夫の家ですし、二人で住むので夫の意見も大切にしたいです。
でも、上手く歩み寄れるかなと。
喧嘩になったり、「このカーテン、夫がどうしても買い替えたくないって言ったから変えられない、でも気に入らないな…」ともやもやしながら過ごすことになったらどうしようって。

――確かに、価値観のずれが暮らしに出てしまうと住み心地が悪くなってしまうかもしれませんね…。また引っ越し先でもお話を聞かせてください。

編集後記

細部にまでSさんの好きや思い出が詰まっている。

最初に部屋を訪れたときの印象です。
至るところに飾られた可愛い雑貨。鮮やかな素敵な食器、大好きな趣味の物、それらが映えるように置かれた白を基調とした家具たち。
Sさんらしさが部屋そのものに現れていて、とても居心地が良さそう。
その分、新しい誰かと暮らす、となると、この通りの暮らしを再現するわけにはいかなそうです。
彼女の暮らしは結婚後どうなるのか、数か月後、あらためて新居の取材をする約束をしました。
その様子は次回の記事をご覧ください。

インターホンの上にまで小さな羊の人形が。彼は引っ越し先でどうなるのだろうか。